定期的にジャンクデジカメ漁りをしているとですね、「本体のコンディションはいいんだけど充電器バッテリーがないので安い」案件というのによく遭遇します。
まあ実際に充電器もバッテリーも単体で買うとそこそこします。バッテリーは互換ものとかが割と流通しているので*1まあそんな出費せんでもどうにかなるわけですが、問題は充電器。純正だと3000円から5000円くらい、さらに中古充電器となると流通してねえわその割に半端に高いわで悩む目に遭います。ぶっちゃけ本体より高いとかザラなわけで。そこまでして買いたいか……?と自問自答した結果、普通に充電器の付属した中古を買う、というのがよくある流れ。でも諦めきれないこともありますね。あんま見ない機種だった、とか。
んでもってだいたい考えられる対策としては
- あきらめて純正を買う
- 充電器つき本体ジャンクを入手してみる
- 同じ充電池を使うジャンクを重点的に揃える
とかそこらへんになってまいります。
そこでこの万能充電器!
Amazonやヤフオクを眺めていると、ちらほらと「接点を自分で動かすことにより複数規格のリチウムイオン電池を充電できる充電器」つーのがあります。こんなの。
ENERG マルチバッテリーチャージャー U-#016MBC
- 出版社/メーカー: ケンコー
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: Camera
- 購入: 9人 クリック: 43回
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届いた
今回買ったのは上記のEMT銘柄の品。とりあえず適当な電池を充電してヒャッハー!ってなっているの図。
いいところ
割と造りがしっかりしてます。スプリングもしっかりしてて、ホールドも割と安定。あと、電池のプラスマイナスの自動判定がついているので、寝惚けて接点間違えて充電して爆発!みたいな事故は起こらない……はず。たぶん。きっと。
あと、USB充電出力が脇に生えているので、旅先に持っていくときに荷物が減らせます。
微妙なところ
純正より充電電流が控え目なのでちょっと時間はかかります。あと、端子や電池形状によってはどうしても充電できねえのはあります。カマボコ型で平たい部分に接点があるような奴だと充電端子に届かないとかそういう。逆に言えば物理的な問題と電圧さえクリアしてりゃまあだいたいどうにかなります。コンパクトデジカメや携帯電話の「薄くて平べったいリチウムイオン電池」ならほぼ間違いなく充電いけます。あ、スマホ向けの馬鹿でかい奴は厳しいかも。要サイズ測定。
選び方のポイント
この手の充電器って結構種類があって、安いのだと数百円レベルから高いのだと1500~2000円弱くらいします。造りとしては接点さえ繋がって電流を通せればよし!ってことでもあるので最低限の充電回路と華奢でも接点さえ生えてりゃどうにかなる、のですが、もしこれから買われる場合は電池のプラスマイマスが自動判定されるタイプの充電器をおすすめします*2。いや目がよくて寝惚けない自信があるっていうなら激安のやつでもいいと思うんですけど、やっぱり充電絡みの事故はこわいっすよ。熱出るし。