偽デジタル写真屋日報 出戻り

日記鯖〜はてダ〜So-net Blogを経由して恥ずかしながら戻ってまいりました。

おきらく枕元ノート:HP DM1-4000

購入理由

ここんとこ自宅ノートとして使ってた中古のVersaProなんですが、排気ファンがえれえやかましくて、枕元でだらだら使うときにはちょっと気になるレベルでして。腐ってもC2Dなんで遅さはあんま気にならんにしても、これから暑くなるというのにこの音はちょっとなぁ……と思って少しヤフオクを漁って入手しました。お値段7000円+SSDとメモリ代9000円くらい。円安め……。

どんなノートよ

豪華ネットブックというのが正しいのかな。AMDのE-350とか450とかE1-1200とかそのへんのノート向けローエンドCPUを積んだ安さ最優先のノートです。とはいえ、現行で売られてるTouchSmart10系みたいなタブレット派生の設計ではないので、メモリがオンボードだったりeMMCでディスク換装不可みたいな作りではないし、バッテリーも交換可能です。

どんな感じに使ってるのよ

OSなしで買ってるんでとりあえずLubuntu14.04を入れてます。インストールするときにハマった要素はあんまないです。内蔵無線も普通に動いてます。あ、Windows10のプレビュー版も割と快適に使えました。

よいところ

ネットブック派生のローエンド機種にしては割とまともなキーボードとスピーカーがついているところ。あとはツールレスで裏蓋が開けるのでメモリだディスクだCPUファンだ無線カードだっていうあたりが楽に交換できるのがよいです。メモリスロットも2枚あるんでその気になりゃ8GBとか積めますし(積むメリットはほとんどないけど。理由は後述)。 また、ハードウェアが割としっかり作られてます。廉価ノートには珍しくディスプレイは180度まで開きますし、ヒンジもいかついのがついてるのでラフに扱ってもだいじょうぶぽい雰囲気があります。まあその代わりしっかりした造りは全て重量にハネ返ってくるため、アンダー12インチノートの癖に重量1.5kgとかありますし、値段最優先なのでACアダプタもHP標準品のごっついのがついてきます。ずっしり。 あ、そうそう。割と電池は持ちますね。6セル載せた低消費電力ネットブックということで、だらだら使っても4〜5時間は使えるようです。この辺はSU9400クラスのノートといい勝負できるんでないのかな。

悪いところ

遅い。これに尽きます。ええ、GPUに力があってもCPUそのものの性能が辛いとWeb見るのが辛いんすよ。エディタで書き物するとか端末上で操作するとかしてる限りでは不満はあんま起こらないし、YouTubeやコメント抜きのニコ動程度なら全然違和感なく使えるんですけど、ちょっと負荷高めのWebアプリとか使おうとするとてきめんにつらいですね。なのでメモリを最大限積んだとしてもあまり嬉しいシチュエーションはないと思った方がよいです。オンボードビデオに食われる分があるんで4GBくらいはメモリ積んでおいた方が快適に使える機体だとは思いますけど、それ以上積むのは趣味の世界ですね。 それよかSSD積んだ方が快適す(当然ながら速いSSD積んでもあまりメリットは出ねえす。標準クラスのSSDで必要十分)。 ついでに。これは趣味の部分があるんで一概にどちらがよいとも言いきれませんが、液晶が光沢なので自分の顔が写り込んでたまにつらいです。動画ぼんやり眺める用途なら悪くねえんですけど。

罠ぽいところ

Lenovoとかもそうですが、HPもご多分に漏れず非純正無線カードに対してプロテクトがあるようです。本国HPでメンテナンスマニュアルのpdfがあるんでそっから対応パーツを確認するとよろしいかと。 あと、これは初期BIOSの問題なんですけどCPUの周波数制御がおかしいんだかなんだかですぐ熱暴走しました。最新BIOSに更新したらかなりまとも、というか普通の熱量に落ち着いたので中古購入時はまずまっさきにBIOS更新かけましょう。